みどりの窓口を見ると、数人のグループで行列ができていることがよくある。その中にリーダーみたいな人がいて、なにやら、仲間に語り掛けている。
順番が来た時に素早く、手続きができるように、世話をしている。みんな、それぞれ、すでに会員手帳を持っている。そういう人たちの行列は、いまや、年中行事でもある。
今回は、そのクラブについて、解説してみます。
大人の休日俱楽部とは、JR東日本とJR北海道がやってます。
会員には、ミドルとジパングがあります。

上図のような感じです。今回は、右のジパングについて、個人1人で加入することにして、詳しく述べていきます。
最初、入会希望者は、VIEWカードを作ることになります。カードの年会費は542円

これは、クレジットカードですから、他のカードと同様、買い物に使えます。SUICAもついてます。持っていて損はないと思います。キオスクで買うとポイントが付きます。
このクレジットカードが、届いたら、次に下図の手帳が届きます。

手帳は、最初は赤です。2年目からは、下図のように水色になります。

2年目からは、自動的に送られてきます。
この手帳の受け取りまでの手続きは、いろいろあるので、JRのホームページの方が、自分にあった入手方法が選択できそうなので、ここでは、控えておきます。
すでに手帳が手元にあるものとして、説明します。
まず、新規会員の1年目は、3回までのJR利用は、2割引きです。4回目から3割引きになります。20回まで使用できます。
2年目は、最初から3割引きで利用できます。
ただし、1000円の交通費が700円になるかというと、そうではありません。
片道、201km以上でないと、この割引は適用されないので、注意が必要です。
そのため、あと少しで200kmを越す場合は、あえて少し先の駅まで買うことで201km以上になり、それで、3割引きで切符を買うのが賢明です。
それと、会員になると便利な旅行ができます。この便利な旅行は、1年目からでもできます。

上図です。これが、なんといっても魅力です。冒頭の行列はこの手続きです。

4日間、乗り放題の旅行のエリアは、緑の範囲になります。
東海道新幹線は、熱海駅までは使えます。
5日間にして、北海道まで足を延ばす場合は、26620円になります。
函館にちょこっと行くだけだと、無駄になるので、使い方とコースはよく考えたほうがいい。
指定席は、旅行中に6回まで使うことができます。

年3回、あったんですが、今年は、コロナの影響で第1回目は中止になってしまいました。
この会員手帳は、毎年、4月に新しい手帳が送られてきます。このことは、いまは、急がなくいても、来年になってからでもいいのかもしれません。
年3回の旅行が2回になってしまいましたからね。メリットが少なくなりました。
なお、この旅行の期間は、キオスクの売店では、駅弁とかお土産も5%引きになっています。
ただし、石屋製菓の白い恋人など、ブランド力の強い商品は、除外されているので、注意が必要です。
そのほかにも、ホテルによっては割引もあります。
今年は、青森ねぶた祭りも中止が決まったし、外出自粛で、JR東日本は厳しい経営になっている。
コロナが、終わったら、ぜひ、JRを使って旅行をしたいところですね。