2020年7月16日の大阪・関西将棋会館にて第91期棋聖戦(5番勝負)第4局で藤井聡太7段が渡辺明3冠(棋聖、棋王、王将)に勝ち、通算3勝1敗となり、新棋聖の誕生となった。
最後の対局となったお昼の勝負めしは愛知の名物「みそ煮込みうどん」だった。
アメーバで見ていたが、見ごたえあった対局だった。渡辺3冠が感想で言うように82手目の8六桂が打たれてみるとみごとな手だったと。
毎回だが、藤井は他のプロでも考え付かないような手で勝負してくる。
素人なら82手目ではおそらく全員が渡辺3冠の馬で取られる自分の飛車を逃げるところ。
プロなので、ここは取りたい相手の飛車を取らず、4八歩と最善手で守りの1手で応じていたが、すでにAI予測数値も藤井に傾いて来ていた。
藤井は最後の渡辺3冠の攻めも1手間違えば負けるのを見事にかいくぐり、ついに渡辺3冠から「負けました」と言わせていた。
局後も何回も対局の様子を見ていていたが、すごいなと感じています。
次は8月4-5日の、王位戦第3局があるが、その前に、7月18日に第41回JT杯将棋日本シリーズ戦がある。
これは、将棋界の上位12人しか出場できないマッチプレーとなている。
その中に藤井がいること自体すごいが、11月22日まで戦いが続けられる。はたして、藤井はどこまでいくのか。
藤井には、王位戦、JT杯戦、のほかにも決勝トーナメントにすすんでいる竜王戦や、王将戦、NHK杯戦、などがあり、まだまだこれからも目が離せない藤井聡太棋聖となっている。
まずは、藤井棋聖の誕生おめでとうございます。今後の活躍を期待しています。