一色しかない国旗は?

 世界の国旗は、国連加盟の193ヵ国に、それに非加盟国の4ヵ国、さらに台湾とか、モロッコと紛争中の西サハラやニューカレドニアとかポリネシアなどを加えると200は超える。

 なお、参考ですが、北朝鮮は日本は国としては認めていないが、国連には加盟している。

 どれも、国旗は、色彩鮮やかで、その国のそれぞれ歴史や文化を表現している。

 そんな中にあって、今回は国旗の色が1色の国旗を探してみました。たしかに、現在では、1色の国旗はないものの、昔はありました。

1815年~1830年までのフランス国旗、1880年~1901年までのアフガニスタン国旗、1977年~2011年までのリビア国旗、この3ヵ国です。

 理由は、それぞれだが、リビアに述べてみます。

リビアは、以前は、アラブ共和国連邦(エジプト、シリア、リビア)を結成、敵対するイスラエルを包囲していた。

 それが、1977年にエジプトのサダト大統領がイスラエルを訪問すると発表すると、カダフィ政権は、抗議して連邦を脱退、国名をリビア・アラブ国と改称し、国旗も一夜にして緑一色に変更してしまった。

 その後しばらくは安泰だったが、2010年12月に隣国のチュニジアで26歳の野菜売りの青年の商品を没収されたことで、焼身自殺を図る事件がおこり、それから、国を挙げての大規模な抗議デモが発生、チュニジアのベンアリ政権が崩壊てしまった。これが、アラブの春の始まりとなった。次にエジプトに飛び火。ムバラク政権も崩壊した。第二のアラブ春。そうして、いよいよ最後にリビアのカダフィも2011年8月に陥落、殺害され、政権も終わってしまう。気の毒だが、当時の民主化運動の犠牲となっている。

 そうして、国旗も変更され現在に至っている。

フランスやアフガニスタンにも、それぞれ、理由はあるんだが、これらについては、またの機会にしておきます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA